[経営企画職]職務経歴書(業務内容別)のサンプル

■職務要約
××大学××学部を卒業後、【○○業界】の中堅企業にて経営企画職として[年数]年従事。
中期経営計画・年度予算の策定、事業別損益管理、KPI設計・モニタリング、全社プロジェクトの推進を中心に経験を積んできました。
特に「数字に基づく課題抽出」と「現場を巻き込んだ施策の実行」を強みとしており、
・重点事業の売上高前年比【○○%】成長
・全社販管費の【○○%】削減
など、収益改善につながる成果に貢献してきました。
また、経営陣向けの経営会議資料・取締役会資料の作成や、部門横断プロジェクトの事務局運営も担当し、
経営と現場の橋渡し役として、組織全体の方向性をそろえる役割を担ってきました。
■職務経歴
在籍企業:○○○○株式会社
在籍期間:20××年4月 ~ 現在(×年×ヶ月在籍)
雇用形態:正社員
事業内容:【例:生活関連サービス事業(○○、○○ など)】
資本金:××百万円
売上高:××億××××万円(20××年)
従業員数:××名
所属部門:経営企画部
役職:主任(20××年~)/メンバー(20××年~20××年)
■担当業務
<経営計画・予算策定>(約[○]年)
中期経営計画(3〜5ヵ年)の策定・ローリング
年度予算(売上・粗利・販管費・投資計画)の編成・調整
各部門への予算方針説明、質疑応答対応
予算・実績差異分析および改善提案の取りまとめ
<業績管理・KPIモニタリング>(約[○]年)
月次業績資料の作成(部門別・事業別損益/KPIレポート)
売上・利益の要因分析(数量・単価・構成などの分解)
重要KPI(例:LTV、CPA、稼働率、生産性指標 等)の設計・可視化
経営会議・部門長会議向けレポート作成・説明
<新規事業・戦略テーマの企画・推進>(約[○]年)
新規事業・新サービスの市場調査、競合分析、事業性評価(収支シミュレーション)
事業計画書の作成(売上計画・投資回収計画・リスク整理)
社内関係部門との調整、プロジェクト進行管理(WBS作成・進捗管理)
<全社プロジェクト事務局>(約[○]年)
全社コスト削減プロジェクト事務局(会議設定、進捗取りまとめ、資料作成)
業務プロセス見直しプロジェクト(現状調査、課題整理、改善案の検討)
働き方改革に関連する制度見直しの企画補佐
<その他>
取締役会・経営会議資料の作成(ガバナンス関連資料含む)
外部コンサルティング会社との折衝・データ提供窓口
社内向け「数字の見方」勉強会の企画・資料作成・講師 など
〖主な実績・工夫した点〗
・中期経営計画の見直しにより、重点事業を3領域に絞り込み
経営資源配分の明確化により、重点事業売上高を前年比【約○○%】まで伸長
・月次業績レポートのフォーマットを統一・自動化し、作成工数を約【△△%】削減
経営会議用資料の提出期限を前倒しし、早期の意思決定に貢献
・全社コスト削減プロジェクトの事務局として、各部門の削減テーマを整理・見える化
年間で【○○百万円】規模のコスト削減効果を達成
・新規事業案の事業性評価(市場規模・採算性・投資回収期間の試算)を担当
うち【○件】が正式採択され、現在も成長事業として収益に貢献
・営業部門向けに「数字で見せる実績レポート」を作成
部門長から「現場への説明がしやすくなった」と評価され、全社標準フォーマットとして展開
■活かせる経験・スキル
・中期経営計画・年度予算の策定・進捗管理の経験
・事業別・部門別損益管理、KPI設計・モニタリングの実務経験
・新規事業・新サービスに関する市場調査・収支シミュレーション・事業性評価
・部門横断プロジェクトの事務局運営(会議体運営・進捗管理・関係者調整)
・Excelを用いたデータ集計・分析(ピボットテーブル、関数、簡易なマクロ)
・PowerPointを用いた経営会議・取締役会向け資料作成
・ロジカルな資料構成・ストーリーメイク(結論・要因・打ち手の整理)
・社内外ステークホルダーとの調整・コミュニケーション
■資格
普通自動車免許(20××年×月取得)
日商簿記検定 2級(20××年×月取得)
TOEIC ○○○点(20××年×月)
【任意】中小企業診断士 一次試験合格/学習中 など
■自己PR
経営企画として常に意識してきたのは、
「数字で課題を可視化しつつ、現場と一緒に“実行できる打ち手”をつくること」です。
単に集計した数字を報告するだけでなく、
・どの事業・どのプロセスがボトルネックになっているのか
・どの打ち手が利益インパクトが大きいのか
をできるだけシンプルな指標に落とし込み、経営陣や各部門長と共有してきました。
また、現場の状況や声を聞くことも大切にしており、営業・現場部門へのヒアリングを通じて、
「机上の計画」ではなく「実行可能な計画」になるよう意識して業務に取り組んできました。
今後は、これまでの経験を活かし、
貴社の中長期的な成長戦略の立案と、収益性向上のための仕組みづくりに貢献したいと考えています。
【経営企画職】職務経歴書の書き方のポイント
ポイント1:「数字」と「役割」をセットで書く
・成果はなるべく数値化
例)「売上アップに貢献」→「重点事業の売上高を前年比112%に向上」
・自分のポジションもセットで
例)「レポート作成」→「経営会議用の月次業績レポートを一人で企画・設計・作成」
→「何を」「どの立場で」「どれだけ良くしたか」が一目で伝わるように。
ポイント2:「経営企画らしい仕事」を前半にまとめておく
中期経営計画/予算策定
業績管理・KPI設計
新規事業/収支シミュレーション
全社プロジェクト事務局
など、「経営企画っぽい」仕事は職務要約と職務経歴の最初に配置。
→ 採用側は「ちゃんと経営企画のツボを押さえているか」を最初の数十秒で見ています。
ポイント3:「経営」と「現場」の両方を見てきたことを書く
経営会議資料・役員向けレポートの経験
一方で、営業・現場・バックオフィスへのヒアリングや、現場の業務理解
「机上の計画」ではなく「現場と一緒に実行できる計画」にした工夫
→「頭でっかちな企画屋」ではなく、現場も分かる企画担当という印象を出すのが大事。
ポイント4:作業羅列ではなく「テーマ」ごとに整理する
NG例(時系列ベタ書き):
20××年4月~ 月次資料作成/会議準備/データ集計/コスト削減の検討/新規事業の検討…
OK例(テーマ整理):
<経営計画・予算策定>
<業績管理・KPIモニタリング>
<新規事業・戦略テーマの企画>
<全社プロジェクト事務局>
→ 経営企画は「整理力・構造化力」が問われる職種なので、書き方そのものが評価の対象になります。
ポイント5:「ツール」と「コミュニケーション力」もさりげなく入れる
Excel:ピボット/IF・VLOOKUP/簡易マクロなど
PowerPoint:経営会議・取締役会向け資料の作成
コミュニケーション:
部門長との調整
経営陣への説明
社内勉強会の講師 など
→「数字が強いだけ」「話が上手いだけ」に見せず、“数字 × ツール × 人を動かすコミュニケーション” の3点セットを意識して書くとバランスが良くなります。
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