希望条件の設定方法(年収・職種編)広島×女性の就職を応援するお役立ち情報

希望通りの転職活動がうまく進まない、といった方に当てはまるケースとして、希望条件の軸となる「年収」と「職種」の設定についての再確認の必要性が挙げられます。

年収について

転職活動に苦戦する方の中に見られる傾向として、前職や現職と乖離がある年収額を希望しているケースがあります。現年収より高めの年収を希望される場合、「スキル・経験値」に基づいた「根拠」を希望企業へ示す必要があります。

希望する年収で募集している企業があるのであれば、募集ポジションの方が実際にどのような職務内容に携わっているのか確認し、ご自身のスキルや経験値とすり合わせてみるのもひとつの方法でしょう。

稀に、前職や現職での年収額を実際より高めに伝える方がいらっしゃいますが、入社後などに源泉徴収票の提示を求められた際に、偽っていたことが明らかになるので避けましょう。

職種について

書類選考から面接へなかなか進まない方、エージェントへの求人エントリーの段階でNGが出てしまう方に多いケースとして、経験職種と希望する職種の捉え方の相違が多く見られます。例えば、経理職と経理事務職、総務・労務職と一般事務職、などを混同してしまうケースです。

募集要項の記載を読むと一見同じ職務内容のように見えるかもしれませんが、企業規模(従業員数など)に応じて業務領域の広さや深さ、専門知識の必要性など、職種としては相違があるということを認識しましょう。

ご自身の経験のある企業と、応募しようとしている企業規模を比較してみることも目安となるので、事前にホームページの会社概要などを調べてみてください。

中途採用は当然ながら即戦力となることを求められるので、スキル=年収というシビアな現実は避けることが出来ません。転職活動の最初の一歩となる希望条件の軸決めは非常に重要となるため、不明点などがある場合にはキャリアコンサルタントに相談してみることをお勧めします。