風邪(かぜ)ウイルスの感染予防わたしらしい働き方応援コンテンツ

体調の崩しやすい季節になり、皆様の周りにも感染症などで風邪をひいた方も増えているのではないでしょうか。

風邪をひいてしまうと体もしんどく、生活もままならなくなってしまい大変です。
そうならないためにも、風邪をひかないための予防や体づくりを心がけることはとても大切です。

そこで今回は、風邪をひかないための予防や体づくりについてまとめてみました。

1.ウイルスの感染を防ぐ

まずは、人から人へうつるようなウイルス性の感染症の場合は、人からウイルスをもらわないように気を付けることが第一です。

たとえば、
・人混みを避ける
・風邪をひいている人には近づかないようにする
・くしゃみや咳をしている人には近づかないようにする
・電車のつり革や、外出先の室内の家具などに触れたときは、その手で飲食などは控える

ウイルス性の感染は、主に空気感染(飛沫感染)と接触感染とがあります。
空気感染は、空気中に飛沫、浮遊しているウイルスを吸い込む等して感染してしまうことです。
接触感染は、病原菌が付着している物(電車のつり革や手すり等)に触れたことで自分の手にも病原菌が付着し、自分の手を経由して主に口から体内に病原菌が侵入して感染してしまうことです。

基本中の基本ではありますが、やはりこうした感染を予防するためには、帰宅後や食事の前には手洗い・うがいをして、体に付着した病原菌を落とすことが重要です。

うがいはウイルスを落とす効果はありませんが、ホコリや細菌を洗い流してのどや口腔内の粘膜にウイルスが付着するのを防いでくれるため、効果は大きいです。

2.風邪をひきにくい体づくり

外出などをすると、空気中のウイルスを完全に遮断するのは実際はほぼ不可能なことです。
そこで大切なのは、仮にウイルスが体に侵入したとしても、風邪をひきにくい体づくりをしておくことです。

風邪をひきにくい体づくりには以下のようなものがあります、
・温度と湿度のコントロール
・十分な栄養と適度な運動
・薄着の習慣をつくる

冬になると空気が乾燥して、鼻やのどの粘膜も乾燥してしまい、体の防御機能が低下してしまいます。また、夏場の冷房や冬の寒さなどで体が冷えると、血液の循環が悪くなり繊毛運動(せんもううんどう)が弱って、ウイルスが侵入しやすくなります。
特に風邪の流行る冬場は、温度と湿度をコントロールして体の防御機能が万端になるよう準備しましょう。

また、偏食をさけてバランスよく栄養をとることも大切です。予防効果を高めるには、「体の免疫システムに欠かせないビタミンC」や「体のエネルギー生産に必要なビタミンB1群」、「鼻やのどの粘膜を強化する働きのあるビタミンB2、B6」などをしっかりと摂取することが重要です。
そして、食事だけでは足りないです。しっかりと運動もすることでより効果的に体の免疫力を高めることができます。

寒いと感じるほど薄着になる必要はありませんが、薄着にすることで気温の変化に皮膚や粘膜が順応できるようになります。
逆に厚着の習慣をつけると体温調整の能力が低下してしまい、ウイルスへの抵抗力が弱まってしまいます。
ただし、体調がすぐれないときやすでに風邪にかかってしまったときは別です。その時は温かい恰好で保温に努め、発汗したときはすぐに着替えるようにしましょう。

3.日ごろからの予防が大切

ウイルスが体に侵入したからといってただちに風邪をひくというわけではありません。
乾燥、温度変化、疲労や睡眠不足などで誘引されることがあります。

また、冬は寒さで血管が収縮して繊毛運動が弱くなったり、乾燥によって粘液が乾いたりすることで、防御力が落ちやすいといわれています。
さらに、空気が乾燥するとホコリが舞い上がり、ウイルスの飛沫を吸い込みやすくなります。
そんなときに、疲れやストレス、栄養不足などで体力が落ちるとウイルスの感染力に負けてしまいます。

そうならないためにも日頃から予防に心がけましょう!